サーフィン初心者こそ知っておくべき波の知識

こんにちは。としおです。
今日は、サーフィンの初心者こそ知っておくべき波の知識について記事を書いていきます。
サーフィンの始め方。初心者はスクールで体験してみるのが正解。
にも書きましたが、僕はスクールへは行かず、会社の先輩にサーフィンを教えていただきました。
なので、今現在サーフィンを始めて1年が経過しましたが、自分で思っている以上には上達していないなと感じています。
これからサーフィンを始める方、始めたい方は是非、サーフィン体験スクールに行くことをお勧めします。
さて、僕がサーフィンをしていて感じることは、経験も足りないけど、知識も不足しているなという事。
とりあえず海に行って波に乗ってみる。
とりあえず海に行って、乗れそうな波を探してみて、乗れそうな波を見つけたら必死にパドリングしてみるけど、波に乗れず・・。波に置いていかれてしまう。
サーフィンを始めて最初の頃は、こんな感じの事を繰り返していました。
「なんでうねりから乗れないのかな?」
「厚い波って、乗れたり乗れなかったりするな。何でなんだろう?」
そんな色々な疑問を抱きながら、海へと通い、波に向かってパドリングする毎日でした。
基本的に僕は面倒くさがりなので本を読んだり調べたりという事をあまりしないので、自己流になってしまう事が多いのですが、自分でやってみても一向に問題が解決しなかったので、今回はさすがに調べました(笑)
やはり知識は大切ですね。知っているという事は強いです。
サーフィンを始めて1年経過したので、1人でサーフィンを始めるためのマニュアルも書いてみましたので、よろしければ参考までにどうぞ。
サーフィンを1人で始めて1年経ったから、初心者向けにサーフィンの始め方マニュアル作ってみた
波の向きと各部名称
波には方向があります。レギュラーとグーフィー。
レギュラーは、海に向かって右から左へ崩れていく波。
グーフィーは、同じく海へ向かって左から右へ崩れていく波のこと。
波の各部分の名称
ショルダー・・うねりの部分の事。このショルダーが切り立ってきてブレイク(=崩れる)する。
フェイス・・・波のトップ~ボトムまでの斜面の事。加速したり、アクションを入れるのに一番使われる斜面。
ボトム・・・波の一番下の平らな部分。大きなアクションなどをするときにここを通る。
サーフィンの基本的なターン、ボトムターンはここで行う。
トップ・・・波がこれから崩れようとしている部分の事。
リップ・・・波の崩れ始めた、ボトムまでの波の先端部分の事。
スープ・・・波がブレイクして、白い泡が立っている部分の事。
ブレイク・・波が崩れる事。
ピーク・・・波が一番高く隆起して、始めにブレイクする場所。
オンショア・オフショア
風向きによっても波質は変わってきます。
岸→沖へ吹くオフショアの波
サーフィンするうえで、オフショアは最高のコンディション。岸→沖へ向かって風が吹くと波のフェイスがキレイに整い、乗り続けられるような波になることが多い。
ただ、あまり風が強くなると、波に乗る際に向かい風となり、波に乗りにくくなる。
強風の場合、オフショアの影響で沖に向かって強いカレントが発生し、沖に流されやすくなるので注意が必要。
沖→岸へ吹くオンショアの波
オフショアに比べてオンショアの波は好ましくないコンディション。
沖→岸に向かって吹くことで、波のトップが潰されてしまいフェイスがキレイに立ちづらく、横に乗ることが出来ないのでオンショアが強く吹いた日はサーフィンをしないのが一般的。
ビギナーがテイクオフの練習をするくらいならOK。
サイド・サイドオン・サイドオフ
風はオンショア・オフショアだけではなく、サイドから吹く場合もある。
サイド ・・・海岸線に対して水平に吹く横からの風
サイドオフ・・陸→沖へ、ややサイド気味に(斜めに)吹く風
サイドオン・・沖→陸へ、ややサイド気味に(斜めに)吹く風
サイド・サイドオン・サイドオフをコンディションの良い順番に並べると、
①サイドオフ ②サイド ③サイドオンという順番になる。
波の種類
波にも種類があり、その性質を知っているかいないかでテイクオフの成否にもつながってきます。
ダラダラと崩れる厚めの波
大体40度くらいの角度を保ちながら進むことが多く、ダラダラと崩れていく。
フェイスの傾斜が緩いのでビギナー向けだが、テイクオフを決めるには波がどこで崩れるかを確認しておく必要がある。トップのみが崩れて、下に波が残ることもある。
素早く崩れる速い波
波がせり立ってから崩れるまでの時間が短い波を早い波と呼ぶ。
崩れるのが早いので、波をキャッチしたらすぐにテイクオフしないと、テイクオフの角度がつきすぎてパーリングしてしまうビギナーの僕には怖い波。
最初の頃は良く海に突き刺さっていました(笑)
えぐれながら崩れる掘れた波
リーフなどにあたってブレイクするポイントに多い掘れた波は、フェイスがえぐれながら崩れていく。テイクオフのタイミングが他の波よりも早くなるため、ビギナーには慣れるまでは難しい波。
サイズが上がると掘れて空洞になった中を滑っていくこともできる。
一気に崩れるダンパーの波
ピークがなく、一気にフェイスが崩れてしまう波。この波では横に滑っていくサーフィンは厳しい。ビギナーがテイクオフの練習をする分には問題ない。
潮の満ち引き・地形
釣りなどをしていても耳にする満潮と干潮。これも、やはり海面のコンディションに影響します。
海底が砂なのか、岩なのかでも、波質は変化します。
ロータイド、ハイタイド、ミドルタイド
ロータイド・・・干潮の事。または干潮に近い時間帯は、「速い波」や、「ワイドな波」になりやすい。
ハイタイド・・・満潮の事。または満潮に近い時間帯は、波が割れにくくなる。
ミドルタイド・・干潮~満潮、または満潮~干潮の中間の時間帯のこと。この時間帯は潮位が大きく変化して、潮の動きが活発になるので波が起きやすく、一般的にはサーフィンに良い時間帯とされている。
ビーチブレイクとリーフブレイク
ビーチブレイク・・海底が砂で覆われた波の事。波はサンドバーという海流や河口などの川の流れで出来た砂だまりによって起こされる。
海底は砂だまりのため、地形は常に変化し、その時々で波質も変わる。
ビーチにはサンドバーが多くあり、複数のブレイクが発生するので多くのサーファーが入っても分散してサーフィンを楽しむことが出来る。
海底が砂なので、リーフに比べて初心者も安心してサーフィンが出来る。
リーフブレイク・・海底が岩や珊瑚で覆われた波の事。海底がリーフなので、地形が一定で波も規則正しく割れる。
サンドバーに比べて水深の差もはっきりとしているので、波質も良く、パワーのある波も多い。
ポイントブレイクなので、混雑しやすいし、海底が岩や珊瑚なので足を切ったり、ボードの破損などのリスクがある。初心者には向かない。
今回は波についてのことを調べて記事にしてみました。
やっぱり自己流ばっかりではダメですね(笑)
この記事がサーフィンで伸び悩んでいるかたの助けになれば幸いです。
それでは、また。