スマホで優秀な予定管理アプリがあるのにわざわざ手帳を使う意味は?

「手帳を使ってみたいけど、よくよく考えたらスマホのスケジュール管理アプリの方が便利。
これだけで事足りるから、わざわざお金出して手帳なんて買う必要ないかな。」
「それでも、このデジタル化した現代でも手書きの手帳の販売数は上がっているらしいよ?
何故だろう?そんなにスマホを使いこなせない人が多いのかな?」
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
便利なスマホのスケジュール管理アプリがあるのに手帳を使っている意味とは?
手帳を使うメリット
紙とペンで書くことの効果
この記事を書いている僕は手帳歴約2年です。
手帳を使い始めてから、何をやっても三日坊主だった僕が、続けられるようになりました。
継続は力なり。この効果をもっと多くの方に実際に知ってほしいです。
今回は手帳を使う意味についての記事です。スマホのスケジュール管理アプリがこれだけ
充実しているのに、手帳の売り上げは上がっているようです。
それは、スマホには出来なくて、手帳にはできることがあるから。
手帳には、予定を管理するだけではなく、心身の健康管理、目標設定、やりたいことを書いたりと
、自分の毎日をちょっと良くすることが出来ます。
手帳に少しでも興味がある。ちょっと使ってみたい・・・などなど、
ちょっとだけでも手帳に関心がある方はどうぞ、この記事を読み進めてください。
なぜ、手書きの手帳を使っている人が多いのかがわかります。
スマホに優秀なスケジュール管理アプリがあるにも関わらず、アナログの手帳を使う意味とは?
スマートフォンが世に出てからもう結構な時が経ちます。
日に日に世の中は便利になり、スマホは現代人にとって欠かせないツールとなりました。
その毎日持ち歩いているスマートフォンで、仕事やプライベートの予定なども管理できるスケジュール管理アプリなるものも登場。
スケジュールアプリなら、予定が近づくとアラートで教えてくれるし、「毎週〇曜日の〇時からはミーティング」と、固定されて決まっている予定に関しては、曜日と時間を設定するだけで繰り返して永遠に予定を登録してくれるという便利さ。
世の中の進歩というのはすごいものですね。
しかし、これだけ技術が発展し、便利なものにあふれている現代においても、手書きの手帳の売り上げは好調なようです。
こんなに便利なスマホがあるのに、手書きの手帳を使うユーザーが多いのは何故でしょう?
その理由は、スマートフォンでは物足りない場面が多々あるからだと思います。
その原因を探っていけば、手書きの手帳を使い続けるユーザーが多い理由にたどり着くのでは?
そして、多くの人が手帳を使いたがる理由がわかるのではないかと思います。
まず、スマホでスケジュール管理をするにあたり、不安要素として一番最初に上がるのが、
「スマホが壊れたら問題」
メーカーが努力して、日々端末の耐久性を上げていっているとはいえ、スマホは精密機器。
衝撃とか与えるとやっぱり良くないし、基本的にそんなにタフに出来ていない。
でも、使っているのは人間なので、時には手も滑るし、転ぶことだってあるだろうし、ミスだってする。
当然、スマホを落として壊すことだってあり得ない話ではない。水没する可能性だってある。
さて、これはほとんどの人に当てはまる事なのではないかと思いますが、
今、いきなりスマホが使えなくなったらどうなりますか?
ちなみに僕は妻の携帯の番号も覚えていませんでした。
当然、会社の電話番号も住所も覚えてないし。わからないこととかすぐにネットで調べるので覚えておく必要もない。必要な時に調べればいいから。
だから暫くして、またわからなくなるとその都度また調べて、覚えない。
というか、覚えていない。(覚える気がない?)
ちょっとこの状態って危機感を覚えませんか?僕はこれはまずいと思いました。
せめて親しい人の連絡先、緊急時の集合場所や行動ルールくらいはメモしておかないと・・。
なんて思いました。
もしも仮に、電気が使えない状況が訪れたら、頼れるのは自分の頭だけです。
そんな時に手帳にメモを残してあれば、少しは落ち着くことができますよね。
災害時用に、怪我の応急処置の仕方や飲み水の確保の仕方などをメモとして残しておいたりするのも良いかもしれません。
また、どんなにスマホが壊れないようにと気を使って大切に扱っていても、自分ではどうしようもない問題もあります。
それは、停電。
電気がなくなってしまったら、スマホのスケジュール管理アプリの機能は使えません。停電とまではいかなくても、スマホの充電し忘れなどは、まぁまぁある事なのではないでしょうか。
そして、仕事面でスマホを手帳代わりに使うとなると、取引先の担当者と打ち合わせをしながらメモを取るのにスマホをポチポチ。
「あはは、そうなんですね」とか相槌打ちながら、またスマホでポチポチ。
自分としてはメモを取って、真剣にやっているつもりでも、他人から見たら遊んでいるように見えませんか?こういうのも、スマホのデメリットの一つです。
セキュリティの面でも、不安要素はあります。
例えばパスワードが流出してしまってアカウントを乗っ取られてログイン出来ないとか。
クラウドアプリなら、情報が流出したとか。
便利になって、より多くの人と繋がれるということは、それと同様にリスクも増えるという事。
便利になるとはそういうことです。
スマホを使ってスケジュール管理をするということは、様々な不安要素が付きまといます。
仕事で使うとなると、スマホで手帳の代わりにスケジュール管理するのは、リスクが大きすぎるというのが多くの人が手帳を使っている理由なのかもしれません。
手帳を使うことのメリット
手帳を使うことの一番のメリットは、シンプルで、簡単。これに尽きます。
電気もアプリを使うためのスマホ操作の知識も必要なく、ただペンをとって書けばいいだけ。
手帳の管理をしっかりしておくだけで、情報の流出はないですし、壊れない。
もちろん、燃やしたりして破壊しようとすれば出来ないことはないですが。
書き方も、書く内容も特に決まりはないので、自分の好きなように使えます。
僕の感じた手帳を使うメリット、書いていきます。
扱いやすさ
手帳には様々なサイズがあります。自分の使いやすいサイズを選ぶことで、普段の生活にフィットします。持ち運びしやすく、しかも見やすい。
手帳の中には1ページ開くだけで1か月、または2か月分の予定が確認できるものなど、バリエーションが様々です。
だからきっと、自分にピッタリの手帳が見つかります。
スマホはコンパクトで持ち運びもしやすく、便利なのですが、やはり画面が小さい。
一気に予定を確認する際には画面のスクロールなどが必要です。うん。めんどくさいですね。
それでは、タブレットという選択肢もありますが、それだと僕には大きすぎる気がします。
やはり、普段の自分の生活の中に馴染んだ手帳が扱いやすいですね。
スケジュールの整理がしやすい。記憶に残りやすい
スマホで入力した文字よりも、自分で書いた文字の方が記憶に残りやすいのは言うまでもないですよね。
何よりも僕は字を書く事が楽しいし、書く事で考えが整理されて、スケジュールの管理がしやすいです。
手帳とセットで考えられることの多い筆記具。
これも手帳を楽しくしてくれるアイテムの1つです。僕の場合は万年筆を愛用しています。
お気に入りの手帳に、自分の好きな筆記具で書き込むこと。これが先ほど書く事が楽しいといった理由です。
自分のお気に入りの筆記具を使って手帳に字を書くのが、とても大切で楽しい時間なんです。
予定を立てたくなる。何かを始めたくなる
自分のお気に入りの手帳を持っていると、やはり人間の心情として、使いたくなりませんか?
気に入ったものを見ていたい、触れていたいというのは至極当然のことではないかと思います。
手帳を持っているだけで、何か出来そうな感じの雰囲気になるし、自分自身を高めてくれそうな気がする。
もちろん、手帳を持っているだけでは自分自身の能力は何も変わりませんが、手帳は、使ってみたくなるもの。せっかく使うのだからと、何か始めたくなります(笑)
それは、何か目標を決めて取り組んでみたり、毎日の自分の生活を記録してみたりと、様々ですが、どのようなことであっても、手帳を使って自分をマネジメントして、何か始めてみることで変化が起こります。
手帳にはそんな力があると僕は思っています。
紙とペンで書く事の効果
スマホで文字を打つと、自動で変換してくれるので、とても便利です。
僕も漢字が思い浮かばない時に検索画面に打ち込んで漢字を調べるということをたまにやります。
デジタル化が進んで世の中が便利になればなるほど、自分の頭で考えるという機会は減っていくのでしょう。
だから自分の頭で考えて、文章を手書きで文字に起こすという時間は僕にとって、とても大事な時間になりました。
その時間はスマホなどの電子機器は目に入らないところに置いておいて、ただひたすらに考えて、手帳に書き込む。
そんな作業をするのが朝の習慣となっています。
先ほどの手帳のメリットにも書きましたが、手帳には何かを始めさせるという効果があると思っています。
僕の場合はやりたいことの目標を立てて、それを無理なく実現する(ここが重要です)には、どのくらいの時間が必要で、どういう段取りでやっていこうかということを、手帳を利用して管理しています。
メモに必要なことを書きながら考えていくと、自分の頭の中も整理されて、すっきりしていい感じですよ。
書く事の効果というと、記憶に定着するとか、脳が活性化するとか色々ある様ですけど、
僕としては、手帳に書く事の効果とは、リラックス効果。そしての自分の頭中を整理できるという部分がとても大きいのではと感じました。
手帳に少しでも興味があるなら、使ってみるべきですよ。そんなに高いモノでもないですし。
それでは、また。