厄年を「役」年に。厄払いと厄年の過ごし方 男女共通

こんにちは。歴史大好きバイカーのkickです。
今日は厄年について調べてみました。
なんか厄年で病気したり、怪我したり、良くないことが起きたり。
浮気がばれたり、へそくりがばれたり、バーゲンで安くなってたからって高い服をこっそり買ったのがばれたり、ちょっと女の子がいる店に行ったのがばれたり。(⇐厄年関係ない)
何か良くないことが起きるから厄年は怖い。(後半は身から出た錆ですが)
そう、厄年ってなんか怖いって感じですよね。何が起きるのかわかっていないから怖い。
予測が立たない不確定な未来を怖がっているわけですね。
でも人間、未来のことはみんなわかりません。
そうなると人類は「神頼み」とか、「運任せ」てきな感じになるしかないわけです。
というわけで、厄年の過ごし方について調べてみました。
厄年とは?

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厄年は数え年で迎えるお正月から、その年の大晦日までのまる1年間が、対象です。
厄年は、一般的には特に良くないことが起こる年という意味で使われています。
しかし実際は、厄年は、役年。人生や社会、仕事などで重要な役割を得る機会が多い年という意味なのです。転職や昇進など、人生の節目となる出来事が起こることが多い年ともされています。
また、厄年は体に何らかの変化を起こしやすい時期でもあり、それが
「怖い」「良くないことが起きる」「病気・怪我をしてしまう」というイメージにつながっています。
そんな、「良くないことが起こる」などのイメージからお祓いを受けたほうが良いと言われることが多いが、本来、厄払いはそういうものではなく、
神前で神様に無事を願うことで、厄年だという事をより自覚して、身を慎んで生活を送るためにするもの。きちんと心の備えをしておくことで変化の起こりやすい年を乗り切れれば厄年をむやみに恐れる必要は無く、厄年の正しい過ごし方を知れば、自身に起こる変化を人生の飛躍に繋げられることもあります。
厄年早見表
男性 | 前役 | 本厄 | 後役 | 女性 | 前役 | 本厄 | 後役 |
24歳 | 25歳 | 26歳 | 18歳 | 19歳 | 20歳 | ||
41歳 | 42歳 | 43歳 | 32歳 | 33歳 | 34歳 | ||
60歳 | 61歳 | 62歳 | 36歳 | 37歳 | 38歳 | ||
60歳 | 61歳 | 62歳 |
厄年を味方につけるテクニック

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厄年は過ごし方によって人生のさらなる飛躍につなげることも出来ます。厄年を味方につけるテクニックを紹介します。
厄年は「役年」としてチャンスと考えること
厄年は、「役を得る年」です。厄年は役=重要な役回りを神様から与えられやすい年なので、慎みをもって過ごすのが良いとされています。役職に就く年齢も厄年あたりが多いです。が、同時に体調の変化も起こりやすい年なので無理はしないこと。変化が起こりやすい年とは言っても、自分から変化を求めて動きすぎるのも良くありません。焦らずに、慎重になりましょう。今後の人生の足場を固めていくつもりで日々を過ごしましょう。
厄年に避けるべきことを把握しておく
厄年は変化の起きやすい年。しかしその変化はどんなものかはわかりません。
変化に対しては自ら動くのではなく、変化を受け止めることが大事です。
厄年は体調の変化や環境の変化も起こりやすい年です。自分から大きく動きまわるような行為は避けたほうが良いでしょう。
・海外旅行などの長距離の移動を伴う旅行
・自分から変化を求めて行動する事
・心身ともに無理をすること
・自身の体力を過信する事
このようなことはやめたほうが良いです。とくに男性は自身の体力を過信する事。これには要注意が必要です。40歳過ぎというと、動こうと思えばまだ動ける歳。普段から継続して動いている、運動をしている人ならあまり体の衰えを感じることはないかもしれません。それでもやはり、体は歳と共に衰えています。無理をせず、この機会に自分の体とも向き合ってみるいい機会かもしれませんね。
前役・本厄・後役 どれも疎かにしない事
前後の役も注意して本厄に備えましょう。
前役・後役が存在する理由は、神様から厄(=役)をいただく年は、その前後も慎みをもって生活すべきという神道の考え方からです。神事でも、神職は当日だけでなく、その前後の日も身を清めて備えます。前役は本厄のための準備の年。後役は頂いた役を自分のものとして固める年です。前役も後役も本厄同様に慎重に過ごしましょう。
厄年は神様を敬う生活をすること
日々、神様を敬う生活をすること
厄年だからと言って特別なことはする必要はありません。いつもより少し健康と身だしなみに気を配り、神様への敬意をもって過ごせば良いでしょう。
厄払いの際に授かったお札に毎朝「二礼二拍手一礼」し、「今日も慎んで過ごしますのでお守りください」的なことを誓いましょう。「祈る」「願う」のではなく、あくまで「自分で努力しますので見守ってください」という「誓い」にすることです。
厄年が終わってもそのままにしない事
神様にお礼をしてさらに慎みを持ちましょう
気が付けば厄年が終わっていた。ということもあります。それは喜ばしいことですね。
でも、その際にはできれば氏神様の神社や良くいく神社にいってお礼をし、これまで以上に慎みをもって日々を送るようにしましょう。神様に無事を感謝する神恩感謝をしたいと社務所で言えば、その内容でやってくれます。
厄年を確実に乗り切るためにはお祓いを受けること
気持ちを引き締めて厄年を受け止める
厄払いは必ずしも受ける必要はありませんが、きちんと受けておけば精神的に安心して過ごせるようになります。また、厄払いのご祈祷では神職が神前で祝詞を奏上してくれます。これは神様に「無事に過ごせますように」という願いをより確実に伝えるためのもの。そしてさらに拝殿にのぼるという非日常の体験を得ることによって厄年であることを自覚し、心身ともに引き締まるというメリットがあります。
まとめ
良くないことが起きる。病気や怪我をしてしまう。などの怖いイメージの厄年ですが、
厄年を役年として捉え、厄年に避けるべき行動と乗り切るための心構え、行動を知ることで
厄年を上手に味方につけることができます。
厄払いをする理由も、参拝と同様に「願う」や「祈る」ではなく、自分に変化が起こりやすい年だという事を自覚して、「自制」するため。
正しく過ごせば、厄年なんて怖くない!!