40代のオヤジがど初心者からバイクソロキャンを始めてみた結果

こんにちは。としおです。今日はど素人の僕が、バイクソロキャンを始めてみたという内容です。
ちょっと前からバイクでソロキャンプやってみたかったんで、とうとうやっちゃいました(笑)
いきなりバイクキャンプ?どうしたの?
いや、こう低賃金でコキ使われてると、一人でゆっくりしたい時、あるのよ。ウサギにはわからんかも知れんけど。
というわけで、行ってみましょう。
なぜ、ソロキャンを始めてみたか。その理由

キャンプブームが下火になったと言われ始めてしばらくが経ちますが、僕の感覚としては、下火になったというよりも、本当にキャンプを好きな人だけが残った。
または、キャンプブームが来る前の状態に戻ったのではないかという感覚です。
ま、僕も勉強中なんで、にわかなんで、偉そうなことは言えないんですけどね(笑)
そんなこんなで、「ソロキャンやってみたいなー。行こうかなー。」と、軽い気持ちでブックオフなどの中古販売店を見に行ってみると、所狭しと結構な数のキャンプ用品がずらりと棚に陳列されています。
「キャンプするならまずはテントが必要だな。」と、テントを探していると・・ありました。
良い感じで、気になるやつ。気に入ったので、すぐにお買い上げしました。

これで、なんと1300円。安すぎる!
なぜこのテントを選んだのかというと、テントの前室部分にタープが付いているから。
これがあることによって、テントのすぐ近くにバイクを停められるからです。
僕のキャンプのテーマは、”バイクソロキャン”なので、バイクはテントの近くに置いておきたいのです。
つまり、上記の画像のような状態が、僕のバイクソロキャンの理想的な状態なんです。
雨が降ってもバイクがそんなに濡れないし、雨が降ったらそれはそれで絵になる。
なんか僕のクロスカブ、カッコいいぞ。キャンプしてるっぽい!って感じで、テンション上がりますよね(笑)
誰に迷惑をかけているわけではないし、趣味なんて結局は自己満足の世界なので、これで良いと思います。自分が楽しいと感じれれば、それで良いと。
今はモノが溢れているのか、全然使える良いものが安く手に入るのはとても助かりますね。
ちょっと始めてみたいなと思ったら、大した元手もかけずに、すぐに始められるのは本当にありがたい。
これからキャンプを始めてみようかなという方は、まずはブックオフなどの中古のキャンプ用品で最低限必要な物を揃えてみると良いと思います。
長く続くかもわからないし、上手くできるかもわからないし。嫌になっちゃう可能性も加味すると、基本的には最初は中古で安く試してみるのも1つの手かなと思います。

もちろん、道具にこだわりたい方は新品を購入してください。
自分が楽しいと思える方で良いと思います。
テントを買った後は、寝袋(シュラフ)はアマゾンで新品を購入。その他小物はダイソーやセリアなどの100均のキャンプ用品で最低限必要と思われるものは揃えました。
[ソロキャンプで最低限必要なアイテムの記事はこちらを参考にどうぞ]
なぜ、ソロキャンを始めたのかというと・・。
1つは、何不自由なく生活が出来ているこの現状で、例えば、もし仮に
”地震などの大災害が起きて、しばらく救助も期待できない状況になったら”
”電気・ガス・水道など、すべてのライフラインが仮に止まってしまったら”
自分は何が出来るんだろう?
そんなことを考えたことはありませんか?
もし、そんな時にキャンプの知識やサバイバルの知識があったら、何とか希望が持てそうじゃないですか?
この後の項目で詳しくは述べますが、いざという時に生き残るための知識や技術を知っておきたいというのが、理由の1つです。
今は時が流れておっさんとなってしまいましたが、昔は私も”男子”だったので、やはりこういうネタは、幾つになってもワクワクします(笑)
2つ目は、社会とのつながりを切って、ゆっくり自分の時間を過ごしたいから。
僕が高校生の頃、携帯電話が流行りだしました。当時はまだ、auはIDOでしたね(笑)
インターネットも普及して、世の中がどんどん便利になっていくとともに、自然と触れ合う時間がとても減ったように感じました。
まあ、自身が高校生で、大人に近づいていったからというのもあるとは思いますが、子供の時は、海に釣りに行ったり、山に遊びに行ったりしていたのですが、それもいつしか足が遠のきました。
僕は40歳からサーフィンを始めたのですが、それまでは夏に海へ、泳ぎにすら行きませんでした。
海がまあまあ近くにある環境で育ち、”友達とほぼ毎日のように海へ遊びに行っていたのに”
です。
サーフィンを始めたことによって、また、海が大好きになりました。
そして自然と触れ合うという事は、とてもリラックスできて、楽しいものだなと思い出させてくれました。
こうした経験から、山も行きたい。そうだ、キャンプへ行こう!と、キャンプを始めるに至ったわけです。
そのうち、サーフキャンプや釣りキャンプもやろうと思っていますが・・。
釣りはともかく、サーフキャンプはバイクじゃ難しいかな?考え中です。
釣りの記事のリンク
その他の理由としては、ゆっくりと時間をかけて自分を見直したいというのもあります。
「気が付いたら体重が7~8キロ増えてるな」
「最近鏡をみると、髪の隙間が目立つようになってきたな」
とか。今のところ、会社の健康診断でも特には異常は見られず、特に注意を受けることもないのですが、太ったり、禿げてきたり、体力落ちてきたりと、オッサンだって、悩みいっぱい。
食生活の改善としてオートミールダイエットを始めました。詳しくはこちらの記事をどうぞ)
目標の設定と管理は手帳がベスト!
(こちらも気になってきたので対策を取ってみました。薄毛対策に、ローズマリーオイルとゼラチン、亜鉛の摂取。詳しくはこちらの記事をどうぞ)
そこは電気が無い世界。スマホも電源OFFにすれば尚良し。
はい。というわけで、バイクでソロキャンを実行してきました。
僕がキャンプを始めたのは冬時期なのですが、焚火は暖かく、時々パチパチと小気味の良い音を立てています。
やはり、キャンプのメインと言えば焚火ですよね。
だから、ちょっと寒いですけど、冬の方がキャンプは楽しいと思います。
僕がいつもお世話になっているキャンプ場は、近くを川が流れており、
絶えず川の水の流れる音が心地よくて、大自然の中にいるんだなという事を嫌でも意識させられる絶好の環境です。
無事に焚火をつけることが出来、ランタンの明かりを消してみると、空の星は驚くほどきれいでした。
ついでにスマホの電源も切ってしまえば、簡易的にですが、家庭や職場と切り離された、自分だけの世界になります。
仕事が終わり、帰宅したら空調の効いた暖かい部屋で寒さをしのげ、暖かいお湯がすぐに出てくるシャワーで体を洗い流し、すでに食事の用意は出来ていて、美味しいご飯を食べて暖かい布団で眠りにつく。
これが僕ら現代人の日常ですよね。とても便利で、ありがたい事です。
でも、この当たり前に慣れすぎてしまっているのも確かだと思います。
こうやって、一人でキャンプに行って、スマホを切ってしまえば、会社からも人間関係も一時的に断ち切ることが出来ます。
確かにキャンプ場まで行くのは遠いし、寝床の確保や火を起こしたりと、大変は大変ですが、
こうして一人だけで過ごす時間というのは、とても価値のある時間だと思います。
ソロキャンを始めてみて、そんな風に思いました。
やってみた結果:それどころじゃなかった(笑)
とまあ、そんな幻想的できれいな感じに書きましたが、もちろん、そんなにスムーズにできるわけがありません。
なにせ、初めてですから。
ここからはソロキャンに初めて行った時の実際の様子を記述しておきます。
それでは、まずはテント。
正直僕はあまり器用な方ではないので苦戦しましたねー。
「テントなんて、テキトーにやれば張れるでしょ」みたいな感じで実際にやってみましたが、
確かに張れましたよ。1時間くらいかかりましたけど。
ちょっと歪んでる感じで不格好でしたが。
これ、風が少し強く吹いたら大丈夫か?というぐらいのクオリティー。
さて、次は焚火。
着火剤は持っていきませんでした。
そして、火おこしに使うのは、アマゾンで買ったファイヤスターターなる、火花を飛ばして、火種を作るもので挑戦しました。
これがど素人の僕には難しく、火が点かない。
なかなか点かず、そうこうしている内に暗くなって来ちゃって、ホント焦った。
この寒い時期に焚火が無いというのは、命の危険性すら感じるレベル。
最終的には一応、持ってきたチャッカマンで火をつけましたが。
初めてキャンプ行く人はライターかチャッカマン、忘れないようにしましょうね。
そんなこんなで、一人でゆっくりと過ごすために行ったソロキャンでしたが、全然ゆっくりは出来ませんでした。
なかなか思うように行かず、イライラもしたので、むしろ疲れました。
テントで寝る時も、キャンプ場のトイレに向かう人の足音が結構怖い。
動物の鳴き声とかするともっと怖い。
テントを張る場所は考えて張りましょう。
‐15°くらいまで使えるシュラフを持って行ったけど、つま先が寒くてジンジンしてきて寝れない、だから眠りが浅かった。朝起きても、眠かったです。
ホカロンを持って行ったり、無ければペットボトルとタオルや靴下で作る簡易的な湯たんぽを作れたりすると、快適に眠れるでしょう。
山の寒さはかなりの物です。「大丈夫だろ」なんて軽く考えてると、えらい目にあいますよ。
初めてのソロキャンで僕が体験したことを書いてみましたが、総じていうと、惨敗でしたね(笑)
こうして、僕の初めてのソロキャンは惨敗という結果で幕を閉じました(笑)
一人で楽しむ趣味を持つという意味ではありかな。楽しかった。
初めてのソロキャンはどうだったかというと・・
準備と段取りの大切さを身に染みて感じた
もう、出来なさ過ぎて伸びしろしかないから楽しい
初めてのソロキャン。感想はというと、辛かった。この一言に尽きます。
上手くいかなくてイラつくし、寒いし、怖いし(笑)
でも、これが僕の現実なんだなと思いました。つまり、現状では僕は使い物にならない。
そして、事前の準備と段取りの大切さを身をもって理解できました。
これからキャンプを続けていけば、これらの準備と段取りは身につくと思います。
自分の中で、この体験は本当に価値のある事だと感じました。
もし、災害等で電気も水もない状態だったら、僕の場合は、命危ういからね(笑)
いかに自分が何もできないのかを理解させてもらった、良い経験でした。
これだけ出来ないと、伸びしろしかないのでむしろ楽しみです。
次からは1つ1つテーマを決めて、上達できるように楽しんでソロキャン行ってきます!
ソロキャンに行く都度、テーマを決めてやるとさらに楽しいかなと思う。
上記のように、初めてのソロキャンは惨敗でした。
しかしながら、良い経験をさせてもらったと考え、今後もソロキャンを続けたいと思います。
そして、これからソロキャンを続けていくにあたって、毎回テーマを決めて、上達していくように取り組んでいきたいと思っています。
例えば、炭の使い方、正しい処理の仕方等々を学んでからキャンプに行き、実践する。
その次は、上手に焚火をするコツなどを学んで、それを実践してみるとか。
もちろん、その内容はブログ記事としてアップしていく予定です。
ソロキャンやってみたい!という方が見てくれて、お役に立てる記事を書いていけるように努めていきますね。
キャンプのついでに災害時などの緊急事態にも使える知識や技術も身に付けちゃおう
さて。初めてのソロキャンは惨敗でしたが、少しずつ上達していって、緊急時でも使える技術も学んでいきたいと考えています。
緊急時の知識を知っているのと知らないのでは雲泥の差がありますし、知識があり、そしてさらに行動も出来れば尚良しです。
例えば、ロープワークも役に立ちますし、遭難時の備えとして、野外で焚火をするときの燃えやすい植物を知っておく、軽登山やトレッキングで野営をせざるを得ない状況になったときの簡易的なシェルターの作り方等々。
せっかくキャンプを始めるのだから、緊急時にも使える色々な知識と技術をモノにしていきたいですね。
キャンプだけでなく、緊急時にも使える情報を発信していきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
それでは、また。