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登山の始め方と困った時の対処法

 
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神奈川県生まれの38歳。妻一人、子一人。 好きなモノは日本史と戦国武将・日本刀・鎧・兜・バイク・ツーリング各種・釣り・登山。今まではバスケットをやっていましたが加齢とともに体がついていかなくて引退。一人でできるスポーツ探してます。 更新に時間がかかりますが、マイペースにゆっくりと更新を続けていきますので皆様、気長にお願いします。
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登山初心者はステップを踏んで経験を積み上げていこう!!

日帰り登山・・起伏の少ない里山や、標高700m程度の低山・標高1500m前後の山など、比較的難易度の低い登山からはじめてみて、

・山歩きのリズムを身に着ける

・シューズやザック、雨具などの専門の道具を使ってみてその効果を感じる

・地図とコンパスを使ってみて、その使い方を身に着ける

・自分の体調と体力を考えながら無理のない適切なペース配分で歩くことを身に着ける

上記の点を意識して、まずは登山を始めてみましょう。最初はハイキング程度の3時間以下の歩行時間から始めて見て、徐々に時間を延ばして、5時間以上の山歩きが出来るようになると次のステップへ進みます。

小屋泊まり縦走(1泊2日)・・より大きな山にチャレンジしましょう。山小屋を利用して山中で1泊して長時間山を歩きましょう。

・標高2000m級の山、時に森林限界を超える山

・悪天候に対処できるようになる

テント泊縦走(1泊2日)・・山小屋の無い場所でも登山できるようになる。山小屋泊と違って、テントや寝袋などの寝具や食事(食材や調理器具・燃料)を背負って歩くのでより体力が必要となる。

・標高2000m級の山、時に森林限界を超える山

・重い荷物を背負って長時間歩く

・テントを設営して泊り、自炊もする

小屋泊り縦走(2泊以上)

・2日分の食事(食材・燃料)を背負って歩く。昼食をとったり行動食をとったりしながら行動する

テント泊(2泊以上)

無駄な荷物を省き、食料と装備を軽量化して登山する

山での歩き方の基本と登山の技術

登山中は様々に変化していく天候や地形の中で荷物を背負って歩きます。

地形や天候の状態を見ながらいかに疲れにくく、体への負担を少なく、バランスよく歩けるかというのが大切です。

①登山口での出発準備

天候と自分の体調を判断すること。

地図や案内板で自分の歩くコースを確認して、登山計画書を登山届ポストへ投函。(何かトラブルがあった場合、警察や山岳救助隊がこの計画書をもとに行動する大事な資料となります。自分の命の為なのでめんどくさがらずに投函しましょう)

靴ひもの締め具合やザックのパッキングの確認と、忘れずに準備体操して体をほぐしておきましょう。

②山での歩行の基本はゆっくり歩くこと

足の置き方も平地の物とは違い、山では靴底全体でフラットに足を下ろしてください。

平地と同じ歩き方をしてはすぐに砂利などで滑ってしまったり、山道は足場が安定していないので足を挫いてしまったり、捻挫してしまったりします。

③自分の登山のペース作り

最初の30分は体を慣らすために特に意識してゆっくり歩く。

そのあとは自分の歩行ペースを作っていきます。「無理なく呼吸が続けられる程度」のペースが基本となります。

④急な上り坂・下り坂

急坂の登りや、緩やかな登りの継続などで息が辛くなってきたら止まって呼吸を整えましょう。

山道を歩いていると遭遇する小石や砂利で滑りやすい斜面では、足を逆ハの字にすると、踏ん張りがきいて安定します。

また、下りは勢いに任せて着地すると膝や腰に大きな負担がかかります。

着地に失敗すると足を挫いてしまう恐れもありますので、速度と歩幅は小さくして静かな重心移動とフラットな着地を心がけてください。

⑤段差での負担の軽減の仕方

山道では、岩石や木の根、階段の連続など、とにかく段差が多い。

段差が連続しているような状況では、正面からではなく歩幅を小さくして、少し足を斜めに上げ下げすると、負担がかかりにくくなります。

⑥水分・エネルギー補給

山をのぼっていると、汗や呼吸によって多くの水分が失われています。

休憩時にはこの失った分の水分を補給してあげる必要があります。

5~6時間程度のコースなら1ℓ程度の水分を用意して、こまめに水分を補給しましょう。

水分と同様に歩く行程が長い程、エネルギーを消費していきます。

そうすると、昼食以外にもエネルギーの補給が必要となってきます。その昼食以外のエネルギー補給の食材を「行動食」といいます。

山道を歩いている中での休憩の時間に行動食をとってエネルギーを補給しながら登山を続けます。

実際自分も行動食として甘いものを休憩の時に食べたのですが、やはり元気が出るというか、力がわくというか・・。疲れが少し軽減された感じがして、

「行動食って大事なんだなぁ。」と実感しました。行動食は出来れば高カロリーで、糖分の多いものが良いそうです。

⑦休憩時の行動

休憩時には、疲れた体を休ませて、水分やエネルギーを補給するとともに次の行動の準備をします。

汗冷えに注意して、体を冷やさないように寒ければ上着を着ましょう。

地図を開き自分の現在地とこれからの進路を確認しておきます。

現在地と到着時刻、天候やコース状況をメモに記録しておくと、今後の山歩きの貴重な資料となります。

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山で困ったときの対処法

道迷い・・・基本は道に迷ったなら引き返すが原則。

予定と違う道だったり、誤って道ではない場所に入り込んでしまったりしたら、1度行動を止めて対処を考える事。

「大丈夫だろう」と適当に進むとさらに深刻な事態を招くことになりかねないのであまり軽く考えない事。

コースの誤りに気付いて進んできた道がわかるなら、地図で確認できる地点まで戻るのが1番の良策。

藪などに入り込んでしまって道がわからないなら、

できるだけ安全なルートを探りながら尾根上へ向かって登ります。見通しの良い場所まで登れば現在地を把握しやすく、解決の糸口が見つかるかもしれません。

下る方が体力的に楽だからと、安易に下ってしまうと滝や急流などに阻まれてしまうこともあります。

そうなると余計体力と時間を消耗してさらに深刻な状況になってしまいます。

また、足を滑らせて転落・滑落事故を起こしてしまう可能性もあるので、

「沢へ下るのは危険」

と認識しておいてください。

ビバーグ・・行動中に何かしらのアクシデントが生じてやむなく1夜を過ごす事態の事。

日没後に無理して行動をするよりも山中にとどまり、体力を温存して朝を待つと判断した方が良いケースもある。

出来る限り安全な場所を探して1夜を明かす準備を整えましょう。この時にあると安心なのがツエルト、エマージェンシーシート、ろうそく、固形燃料などの用具です。

ツエルト・・簡易型のテントで、立木やロープを使って設営する。または単に頭からかぶって風雨を凌ぐ。

エマージェンシーシート・・手のひらに収まる程度に折りたたまれているアルミハク状のシートで、広げて身を包むと保温効果がある。

ろうそく・固形燃料・・暖を取るだけでなくお湯を沸かせるなどあるだけで安心できる。これらを非常食やヘッドランプ、救急用品とともに持っていると安心できる。もちろん、ライターも忘れずに!!

天気・自然現象について

Free-Photos / Pixabay

  

雨が降り出すときは暗い雨雲や湿った風など大体兆候を感じるもの。難所の続くような場面の前では行動前に天候を判断することも大切です。強い雨にあったら、雨具を着用して体を濡らさない・冷やさないようにする事。ザックカバーもあれば装着して、荷物・着替えなども濡らさないように気を付ける。防寒対策をしたら、今度は今後の行動を考える。山小屋に行って様子を見るのか、コースを短縮してエスケープルートを下山するのか、往路を引き返すか・・など。判断は様々だが、無理をしないで安全の確保を第一に優先すること。

                                     

雷は、山で遭遇するなかで非常に危険なもの。山での落雷事故の例は多々ある。落雷に遭いやすい稜線や高原で雷鳴を聞いたなら20~30分以内には雷雲が頭上に来ると予測できる。近くに山小屋があれば避難して、山小屋が無ければ雷は基本的に高いところに落ちるので出来るだけ低い場所へ退避すること。もしも現在いる場所が稜線なら、鞍部や窪地のような地形に退避して、しゃがんで雷をやり過ごす。雷についてはこれといった対策は無いのであくまで応急的な対応となる。まさに運を天に任せる・・といった感じ。

  

 

体調が急変・・高山病(高度障害)は気圧と酸素濃度の低下に体が適応できず、頭痛やめまい・吐き気などの症状がおきる。基本的に高山病にかかると山を登り続ける限り症状が緩和することは無い。下山することが唯一の対処法であり、大体500mくらい下山すれば楽になるという。

  

 

寒さによる身震いは、低体温症の初期症状。濡れた体が強風や寒さにより体温を奪われ、激しく疲労する。そしてエネルギー補給が追い付かないと低体温症になり、疲労凍死に陥ることもある。寒さによる身震いがひどい場合は、雨・風を避けられる場所を確保し、乾いた衣服に着替え、寝袋などで保温して暖かい飲み物やブドウ糖を補給して早期に回復させること。

  

 

危険な生物は山にもいる。代表的なのが、スズメバチとクマ。スズメバチは動きが活発になる夏の終わりから秋にかけて被害が良く報告されている。スズメバチは山では崖下などの雨の当たらない乾燥した場所によく巣を作る。巣の周辺では警戒役のスズメバチが飛んでいるので、巣をみつけたりスズメバチが数匹飛んでいたりするのを見かけたのなら速やかにその場を去ること。

  

 

熊には、人間の存在を知らせるクマよけの鈴を使用する。もしも熊に遭遇してしまった場合は、静かに、熊の目を見ながら後退すること。決して大声で威嚇したりいきなり逃走する行為は禁物。また、山にはダニやヒルなどの危険な生物もいます。ダニは草むらや藪に生息しているので、薮を通過するときは肌を露出しないように。ヒルなどの代表的な繁殖地はスポットとして知られているので計画している山域のヒル情報を参考にする。ヒルの繁殖地を通過する場合はレインウェアを着込んでフードもかぶり、レインスパッツで足元を防いでいくこと。もし万が一ヒルに吸われていたら酢や塩をかけて取り除く。

まとめ

登山の技術を向上させるには正しい順番で経験を積んでいくほかありません。

もちろん遭難や落雷・滑落など、命に関わる危険も含んでいるので、危険の予測と安全には細心の注意をする必要があります。出来る事なら、最初は経験者の方と始められるのがベストです。

そんな危険な一面も持っている登山ですが、登山は今まで運動やスポーツをしていた経験などのないひとでも気軽に始められて、歳をとっても続けられる素晴らしいスポーツです。

経験者の方と一緒に始められる人は良いのですが、周りに経験者が居ない人、一人で始めてみたい人に向けてこの記事を書きました。

結局は一人で始めても経験者と一緒に始めても、相手は大自然だから結局リスクはつきまといます。

ならばそのリスクを少しでも軽減することに注力するしかありあせん。

一人で登山を始めて危険な目に遭って登山が嫌になってしまうのはもったいないと思います。

なのであらかじめ登山を始めるための注意点や基本などを記事にしました。これから登山を始める・始めたいという人の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、また。

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