おじさん・おばさんだってサーフィンは初心者から始められるその理由
サーフィン始めてみたいな。でも、おじさん・おばさんでもサーフィンってできるのかな。
サーフィンって大変そう。体力とか怪我とか大丈夫かな?続けられるかな?
サーフィンを始めるとどんな変化があるのかな?
サーフィンを始めてみたいけど、年齢的に大丈夫かな?体力が持つかな?と、躊躇していませんか?
この記事を読むと、おじさん・おばさんになってからサーフィンを始めることで得られるメリット・デメリット、そしてサーフィンを始めることによってどんな変化があるのかを知ることが出来ます。
・かっこいい趣味を持ちたい
・体力をつけていつまでも健康的に、若々しくいたい
・体を引き締めてカッコいい身体を作り、オシャレしたい
そんな事を思っていませんか?
もし、そう思ってこの記事を見て頂いているのなら、サーフィンが選択肢に入っているというのは、大正解だと思います。
何故ならば、サーフィンを続けることによって上記の事を達成できるからです。
おじさん・おばさんになってからでもサーフィンは始めることが出来て、趣味として続けていくことが出来る理由を、
実際に40歳からサーフィンを始めて、今では休日が待ち遠しく、サーフィンをしに海へ行くのが楽しみで仕方のない著者が解説します。
おじさん・おばさんでもサーフィンを始めることのできる理由
サーフィンの一般的なイメージとしては海で波に乗ってターンしたり、ジャンプみたいなことをしていたり、波のチューブの中を滑っていくなどの、激しいスポーツというイメージがあると思うのですが、実際はやり方によって、年齢に関係なく出来る生涯スポーツです。
体力は後からついてくる
おじさん・おばさんになってからサーフィンを始める時に不安に思う事の一つとしては、
体力が続くかどうかという悩みではないでしょうか。
せっかくサーフィンを始めてみたは良いものの、体力が続かず、次第に海から足が遠のき、サーフボードは部屋でほこりをかぶっている・・。
そんな無駄なことはしたくない。といった不安があるかもしれませんが、大丈夫です。
体力は続けていれば自然とついてきます。
おそらく、「体力が・・」と、懸念している多くの方は、ひたすら海の上で、
必死にずっとパドリングしていることを想像しているのではないでしょうか。
確かにパドルはサーフィンに必要不可欠のもので、陸上で言えば「歩く」と同じようなことです。
でも、パドリングなんて、やってればそのうち慣れます。
確かに、僕もサーフィンを始めたばかりの頃は、海に入ってサーフィンを始めて1時間もしないうちにすぐに肩がパンパンになりました。
でも、今では(多少お腹は空いてきますが・・)5時間ぶっ通しで海に入っているなんていう事もざらにあります。
今、思い返してみれば、最初の方はやはりパドリングにも慣れていないので、無駄に力が入ってしまっていたのかなと思います。
パドリングはそんなに力もいらないので、慣れれば少しの力で進むようになりますよ。
サーフィンをしているといっても、海にいる時間ずっと波を追いかけてパドリングしているわけじゃありません。
波を待っている時間だってあるし、疲れたから波待ちしながら少し休憩。
というように、自分のペースで自由に出来るのがサーフィンの良いところです。
それに、サーフィンを続けていると、サーフィンに必要な筋肉は自然とついてきます。
「体力が続くかどうか不安・・」と、悩むよりも「どうしたら続けることが出来るのか」という考え方にシフトしてみるほうが良いかもしれませんね。
大丈夫!必要な体力はサーフィンを続けていれば、後からついてきます。
40歳からサーフィンを始めた僕自身も経験済みです。
サーフィンは単純な運動の組み合わせ
サーフィンのやり方は、
①パドルする(=手で水をかく動作のこと)
②テイクオフ(=サーフボードの上に立つこと)
③ライディング(=動いているサーフボードの上でバランスをとる事)
この3点です。動作自体は単純な動作の組み合わせですね。
漕いで→立って→進めばいいというわけです。
こう考えると、サーフィンは簡単に思えてきませんか?
サーフィンは特殊な技術はいらない、基本はとても単純なスポーツです。
あまり難しく考えずに、楽しみながら始めてみましょう。
どんなレベルの人でも楽しめる
サイズの大きな波を自由自在に乗りこなせたら。
それはそれで楽しいだろうなとは思いますが、サイズの小さい波をキャッチしてテイクオフして、ただゆったりと海面を滑るだけでも十分に楽しいですよ。
イメージとしてはロングボードでゆったりと波に乗っている感じですかね。
サーフィンの楽しみ方は人それぞれです。
海には上級者もいれば初心者もいます。
ショートボードで技をバシバシ決めてくる人もいれば、足の着く場所でスープ(すでに波がブレイクしてしまって白くなっている波の事)に乗ってテイクオフの練習をしている人もいます。
実際に1人でサーフィンを始めた僕からのアドバイスとしては、
・最初は人の少ないところで練習する
・他のサーファーに邪魔にならないように気を使う
・もし邪魔になってしまったら笑顔で「ごめんなさい」と伝える
これらの点に気を付けてサーフィンをしていると、あまり嫌な思いをせずに楽しくサーフィンを続けることができますよ。
人が多いと、ライディングしてきたサーファーを避けるのもひと苦労だし、というかどっちに避けていいかわからないなんて場面もあるし、海の状況によっては、潮の流れが強くてなかなか動けない(パドルしてもなかなか進まない)なんて場面もあります。
僕が海に入るときは、基本的に空いている場所を選んでます。
波が良いところ(=割れているところ)は人が多いのですが、かといってその場所しか波が割れないというわけではありません。
数は少なめかもしれませんが、人の少ないところでも波に乗れないというわけではありません。
というか、乗れるところで乗れば良いのではないかと思っています。
おじさん・おばさんがサーフィンを始めることで得られるメリット
健康的になる
サーフィンをはじめると、健康的になります。
サーフィンは全身運動なので、体を動かすには良い運動になります。
パドルするので、腕や背中の筋肉がついてきます。
また、バランスを保つために下半身の筋肉、インナーマッスルも使うことになるので、
多くのカロリーを消費します。
サーフボードの上で波待ちしている時も、バランスをとるために足を回したりと、ずっと動いているのです。
ただ単に座って待っているわけではありません。
やり方にもよると言われていますが、サーフィンは1時間で400~600kcalを消費するとも言われています。
日々、運動不足を感じていて、それを解消したいと考えている方にはサーフィンは適したスポーツだと思います。
潮の流れが強い時とか、海面が荒れ気味の時のパドリングは体力の消耗が激しいよ!
自然と早起きになる
全ての人に当てはまるわけではないでしょうが、サーフィンを始めると、自然と早寝早起きになっていきます。
なぜ朝にサーフィンするのかというと、
・朝の風が波のコンディションを整えてくれるから。
・時間を有効に使いたいから。
・長く海に入っていたいから。などなどです。
僕の場合は時間を有効に使いたいという事と、なるべく長く海に入っていたいから。
という理由が当てはまります。
サーフィンは体力を使うので、前日は早く寝て、しっかり睡眠をとって、翌日のサーフィンに備えるようにしています。
サーフィン前日は、可能なら21時に寝て、4時に起きています。
もう、海に行くのが楽しみすぎてなかなか寝付けない時もありますが・・(笑)
サーフィンを始めると、自然に早寝早起きになっていきますよ。
会社で飲み会や、同僚に誘われて飲みに行っても、翌日のサーフィンに差し支えたら嫌だし、
次の日朝起きれなくても嫌なので飲みすぎることもなくなります。
良いことづくめですね(笑)
サーフィンのためにトレーニングを始める
サーフィンのためにジムに通ったり、トレーニングをして、体力や筋力の維持をしているサーファーは多くいます。
サーフィンをしていると、自然と筋肉がついてきて、カッコいい身体になっていきます。
実際、僕も会社の同僚に「あれ?こんなに体格良かったっけ?」と言われるほど。
そういわれて、帰宅してから改めて鏡を見てみると、普段は気にしていなかったのですが、確かに筋肉がついていますね。特に肩の筋肉、背筋、胸筋ですね。
もっとサーフィンが上手くなりたいので、ちょうどいい機会だから筋トレを再開して、ダイエットして体重も落としたいなと考えて、今計画中です。
⇧サーフィンにハマると、こんな考え方になっていきますよ(笑)
仲間が出来る
サーフィンをしていると、次第にいつも海で会う人が現れてきます。
「あれ?あの人この前もいたな」という感じ。
何度も顔を合わせている間に、顔見知りになって軽く会話をする程度の仲になったりもします。
あらたな出会いがあることも、サーフィンのメリットの1つですね。
趣味として自慢できる
サーフィンをして海に通っていると、当然、日焼けしていきます。
こちらから特に何も言わなくても、「黒いね。何かやってるの?」とよく聞かれます。
プライベートや仕事の時の雑談で、趣味を聞かれる場面もあると思いますが、その時に「サーフィンです」と答えると、相手に好印象を与えることが多いですね。
また、サーフィンを趣味として続けている方は、自身の見た目に気を付けている方が多い傾向にあると思います。
やはり、サーフィンって「カッコいい」というイメージが強いからでしょうか。
他人に誇れる趣味で、自身も自然と身なりに気を付けてカッコ良くいられるのも、サーフィンのメリットなのではないでしょうか。
おじさん・おばさんがサーフィンを始めることで受けるデメリット
始めるのには多少のお金がかかる
デメリットといほどのものではないですが、サーフィンを始めるには多少のお金がかかります。
サーフボード、ウェットスーツ、リーシュコード、サーフワックスの4点が最低でも必要です。
(真夏はウェットなくても大丈夫です)
詳しくは、サーフィンの始め方や注意点を初心者向けに解説。 を参考にしてください。
上達には時間がかかる
サーフィンは気軽に始められるスポーツである反面、上達に時間のかかるスポーツでもあります。
もちろん、どこまでを目指すかによっても変わってきますが、ショートボードに乗ってアクションを決めてみたい!というような目標を持っているのなら、長期戦になると思います。
ゆったりと波に乗って海面を滑っていきたいのか、バシバシと技を決めたり、スピード感を味わいたいのかなど、自分のやりたいサーフィンのイメージを決めておくと良いかもしれませんね。
それによって選ぶサーフボードの種類も変わってきます。
初心者を邪魔もの扱いする人もいる
残念ながら、サーフィンをする人の中には初心者やビギナーを邪魔もの扱いする人がいるというのも事実です。
ただ単に、自分がサーフィンするのに初心者やビギナーが邪魔な位置にいるから邪魔者扱いする人もいます。
また、サーフィンはルールとマナーを守らないと怪我をする恐れがあるので、自他ともに、ルールとマナーに厳しくあるべきという方もいらっしゃいます。
サーフィンの基本ルールに、【他のサーファーのライディングを邪魔してはいけない】というのがあるので、それは知識として頭に入れておきましょう。
もし、自分がライディングしているサーファーの導線にいるのなら、邪魔になってしまうので速やかに移動する必要があります。
こういった嫌なことがあると、サーフィンを続けるのに障害となるので、1つの防衛策としてあまり人のいない、空いている場所でサーフィンするというのもありかなと思います。
おじさん・おばさんがサーフィン始めるなんて恥ずかしい・・。
最初の1歩の踏み出し方
サーフィン、いいな。楽しそうだなと思ってくれましたか?
正解です。めちゃくちゃ楽しいです。
でも、何か新しいことを始めるって、楽しそうでもあるけど不安も多いですよね。
しかも、若いころと違って身体的な不安も増えてきます。
でも、考え方によっては自身について色々と見直してみる良い機会ではないでしょうか。
今が人生で一番若い時ですよ。自分を見つめなおす良い機会です。
例えば僕の場合は【軽くやってみてから改善】というスタイルです。
・身体が痛くなる(筋肉痛とか、膝、腰など)⇒ストレッチとか体操を始めよう
・テイクオフするときとか動きが鈍い・重い(若い時と比較して約10㎏くらい体重が増えているので)
⇒ダイエットしよう。食生活を見直そう。
こういった感じで、一度今の自分の状態を見直してみて、徐々に変えていくと良いですよ。
僕のサーフィンを始めたばかりの過去記事がありましたので、良ければ参考にどうぞ。
40歳からサーフィン始めてみた。結果、何も心配ない。始めよう。
誇れる自分の趣味を持とう
サーフィンはライフスタイルまでに影響を与えると言われますが、やはりそれほどサーフィンは魅力的なものという事なのではないでしょうか。
・色々な技を決めてカッコ良くサーフィンしたいから、トレーニングして体を鍛え始める。
・体重を落とすために食生活を考え直す・見直す。
・動ける身体に変えていくためにストレッチを学び、始めてみる
・海外の有名なサーフポイントに行ってみたいから語学を学び始める
・サーフィン検定を受けてみたい。出来ればアマチュアの大会に出場してみたい。
などなど、目標・目的があるとさらにサーフィンが楽しくなります。
誰のためにでもなく、1つの事に夢中になれるって、気持ちいいですよ。
サーフィンは、他人にも自分にも誇れる趣味だと思います。
自分が思っているほど他人は自分の事を見ていない
サーフィンで波待ちをしている人は、ほぼほぼ、沖の方の波を見ています。
なので、あなたが思っているほど、他人はあなたの事を見ていません。
仮におじさん・おばさんがスープの波に飲まれてゴロゴロ回されていたとしても、自分も経験してきたことなので、なんとも思わないでしょう。
全く恥ずかしがることなんてありません。
それに、サーフィンを始めて波をキャッチできると、楽しくてそれどころではなくなりますよ。
もっと波に乗りたい、もっと上手くなりたいと、自然とそういった欲求が出てきますから。
そうしたら周りの目なんて気にならなくなります。
だから、そんなに心配しなくても大丈夫です。
まとめ
・体力なんて後からついてくるから大丈夫
・サーファーは、他のサーファーの事なんてあまり見ていない
・サーフィンを始めることで、健康的になる、仲間が出来る、自慢できる趣味を持つことが出来る
・デメリットは、最初に多少のお金がかかる、上達に時間がかかる、初心者を邪魔者扱いする人もいる
サーフィンを始めるのに年齢なんて関係ありませんし、趣味というのは他の人のために始めるものではありませんよね。自分の為に始めるものです。他人の目なんて気にする必要などありません。
むしろ、いつまでも挑戦する心を忘れないというのはとても良い事ではないかと思います。
始めてみようかな?と思った時があなたの人生で一番若い時ですよ。
それでは、また。