サーフィンの始め方や注意点を初心者向けに解説。
サーフィンを始めてみたいけど始め方がわからない。
サーフィン始めるのに費用ってどのくらいかかるのかな?
サーフィンって難しいのかな?僕たちにも出来そうかな?
こんな悩みを抱えている方にお答えします。
この記事を読み終えれば、以下の内容について理解できます。
記事の内容
・サーフィンは初心者には難しい?サーフィンの魅力について
・サーフィンの始め方を、実際に1人で始めた筆者が解説
・サーフィン初心者が知っておくべき基礎知識
・サーフィン初心者が覚えておくべきマナー
サーフィンをこれから始めてみたいと思ってはみても、実際に行動に移すとなると・・
道具は何が必要?危なくない?注意点は?怖い人いない?ローカル怖いって聞くけど大丈夫?
などなど、心配事がたくさん出てきますよね。
そんな様々な心配事に、実際に一人でサーフィンを始めて3年目に突入した僕の経験から、解説していこうと思います。
サーフィンに興味を持っているけど、なかなか行動に踏み出せない。
そんな不安な気持ち、僕もよくわかります。
この記事を読むことによって、少しでも不安や悩みが解消されれば嬉しいです。
さて、前置きはこのくらいにしてさっそく解説していきますね!
サーフィンは初心者には難しい?サーフィンの魅力を解説
結論からいうと、最初は難しいと感じると思います。でも実際はそうでもないです。
「実際にはそうでもない」といった理由は、サーフィンを始めて、どこまでを目指すのかによるからです。
スープ(波が割れた後の白い波の事)になら、初心者でもその日の内にサーフボードの上に立ち、波に乗って真っすぐ進む事はできます。
でも、ターンを決めたりカットバックなど、技を習得するには結構な練習が必要になってきます。
サーフィンは、上達するのに時間がかかると言われているスポーツです。
例えばバスケットボールなら、ボールさえあればドリブルの練習やシュートの練習をどこでも簡単にすることができます。
簡単に練習できるので、練習すればしただけその成果は出やすくなり、成長を感じることが出来るので楽しくもなります。
上達するのも比較的早いでしょう。
でも、サーフィンについては、テイクオフ(波をキャッチして、サーフボードの上に立つこと)
の段階でつまずき、挫折してしまう人も少なくありません。
何故なら、サーフィンは海に行かないと練習できないし、そもそも練習するフィールドは大自然です。
波が大きい・小さいもありますし、波が立ってないので練習にならない、なんてこともあります。
実際に僕は、1人でサーフィンを始めて3年目に突入しましたが、やっと少し横に滑れる程度です。
めっちゃ成長遅い(笑)下手なのかな(-_-;)
それでも、波に乗れると楽しいし、気持ちいいし、何より海と自然が大好きです。
上手い下手もあるとは思いますが、何より自分が楽しいと感じられるかが大事なのではないかと思います。
これからサーフィンを始めようという人は、サーフィンは慣れるまでに時間がかかる物で、
根気のいるスポーツだという事を把握しておいて欲しいです。
でも、サーフィンは慣れてしまえばとても楽しくて、生涯続けられるスポーツです。
実際に海に入って周りを見渡せば、若い人から年配の人まで幅広い年齢層の人たちが波待ちしている姿を見かけます。
実は僕が体を動かす習慣をつけたいと思い、サーフィンを選択したのはこのあたりの理由からです。
・1人で始められて、1人で出来る。
・道具を揃えてしまえば後はあまりお金がかからない事。
・自分が年老いても続けることが出来る。
あとは単純に、面白そう。カッコいいといった理由もあります。
ウォーキング、ジョギングという選択肢もあったのですが、どうも自分にはあまり楽しさが感じられないので続きませんでした。
今は休みのたびに早起きして、朝イチでサーフィンをして、お昼前に帰ってきて、午後は自由時間という充実した生活を送っています。
サーフィンの始め方
サーフィンの始め方について解説します。始め方は主に3つ。
1、友達と一緒に行ってもらう。
2、サーフィンスクールの体験レッスンに参加する。
3、自分で道具を揃えて始める。(←僕はこれです。)
それぞれ、解説していきますね。
知人・友人に一緒に行ってもらう
知り合いや友人でサーフィンをやっている人がいるならば、まずは相談してみましょう。
一緒に行ってもらえれば、それだけでサーフィンというものがどんな感じのものなのかといった感覚が、実体験でわかると思います。
最近では動画でサーフィンについて学べる機会が増えていますが、どんな情報もサイトでも、実際に自分でやってみたという経験には勝てません。
自分で経験してみるのが一番いいと思います。
経験者にサーフィンに連れて行ってもらえれば、注意すべきことや最低限のルールとマナーくらいは教えてもらえます。
道具に関しても、ウェットスーツは無理でしょうが、経験者がサーフボードを複数持っていれば貸してもらえるかもしれないので、費用の負担も少なくて済みます。
様々なメリットがあるので、サーフィンをやっている友人・知人がいる方は、是非頼ってみましょう。
サーフィンスクールで体験レッスンしてみる
サーフィンが趣味の友人・知人がいない方は、この体験レッスンに参加するのがおすすめです。
自分の行きたいサーフポイント付近のショップをネットなどで探して、
ネットなり、電話で体験レッスンの申し込みをして当日そこに行くだけです。
レッスン当日に必要な持ち物も事前に指示してくれるし、サーフボードやウェットスーツなど、必要な物はすべてレンタルで済みますので、海水浴に行くような感じでサーフィンスクールに行けます。
サーフィンのインストラクターに、サーフィンの基本を教えてもらえるので、完全に一人で始めるよりも、上達は格段に早いでしょう。
また、同じように1人で来ている方も多いので、サーフィン仲間が出来ます。
デメリットとしては毎回お金がかかる事です。
しかし、長い目で見れば時間がかかるスポーツと言われているサーフィンで、ある程度早く上達できると考えれば、最初にプロのインストラクターに基本を教えてもらうというのは時間的なコスパを考えると、良いのではないかなと感じます。
一人で始めてみる
僕は実際にこの方法を採りました。理由は、友達少ないから(笑)
まあ、基本的に何をするにもボッチが好きだからなんですが、こういう風に言うと何か負け惜しみっぽいですね。
さて、まずは道具を揃えることからスタートです。
サーフィンをするうえで最低限必要な道具は、サーフボードとリーシュコード、ウェットスーツ、サーフワックスです。
形から入るのが良いという人は、最初からすべて新品を揃えても良いと思います。
そうでない方は、中古品でも良いと思います。
ブックオフは、中古のボードやウエットスーツなども販売しているので、安くサーフィンの道具を揃えるにはおすすめですよ。
モチベーションの維持の仕方は人それぞれですので、自分に合ったやり方を選択してください。
僕の場合は続けられるのかも分からなかったので、サーフボードはもらい物。
始めた時期は、夏だったので、海パンとラッシュガードで始めました。
だから、かかった費用はラッシュガード(3000円くらい)、リーシュコード(3000円くらい)とサーフワックス(400円くらい)の大体7000円くらいです。
次はサーフポイント選びですね。
最初はやはり、初心者向けと言われているポイントに行くのが良いと思います。
初心者向けのポイントを見つけるコツは、
「夏になると、海水浴場になっている場所」です。
それが初心者向けのサーフポイントです。泳いで遊べるってことは、それだけ波が比較的穏やかだということです。
単純明快ですね。自分の行きたい場所をグーグルで探してみましょう。
「湘南 サーフポイント」みたいに検索すればたくさん出てきます。
サーフィンを始める場所を決めたら、次はサーフィンの仕方を学びましょう。
YouTubeでたくさん動画が出ています。
初心者の練習の仕方、テイクオフの仕方、パドルの仕方、ゲットの仕方、ドルフィンの仕方など、基本的なことを学びましょう。
後は海に行って、実践あるのみです。
最初は足の着くところでスープ(波が割れて白くなってるところ。ホワイトウォーターとも言います)に乗るところから始めると良いと思います。
先程も書きましたが、サーフィンは上達に時間のかかるスポーツです。
焦らずに少しずつ練習していきましょう。
サーフィン初心者が知っておくべき基礎知識
ここでは、サーフィンに必要な道具一式と、あると便利な小物について紹介していきます。
1人で始める方への注意点も書いておきます。
必要な道具一式とかかる費用
先ほども書きましたがサーフィンは、
サーフボード・ウェットスーツ・リーシュコード・サーフワックスこれが揃っていればサーフィンできます。
サーフボードについて
サーフボードは主に3種類あります。
ショートボード・ミッドレングス・ロングボードの3種類です。
ショートボードは波に乗って、アクションを決めたい方向け。
ロングボードは緩やかな波に乗って、優雅にゆったりとライディングを楽しみたい方向け。
ミッドレングスはその中間の位置づけです。ある程度アクションも出来るし、比較的、波もキャッチしやすいです。
ボードの価格は、大体2万円~20万円くらいですかね。ピンキリなので、高いものはもっとするものもあります。
ウェットスーツについて
ウェットスーツも種類があります。厚みは主に3㎜と5㎜を使用します。
始める時期によりますが、最初はフルスーツ、スプリング、セミドライスーツのいずれかで良いと思います。
・フルスーツ
長袖、長ズボン。一番使用頻度が高いです。厚さは3㎜~5㎜があります。
3㎜が一般的だと思います。
・セミドライスーツ
長袖、長ズボン。海水温が低い時に使用します。
海水がウェットスーツの中に入ってきにくい構造で、冬でも暖かくサーフィンできます。
(全く水が入ってこないわけではありません)
僕は5㎜のセミドライスーツを使用していますが、やはり生地が厚いので着脱が大変ですね。
次のシーズンはオール3㎜のセミドライを試してみようと思っています。
・スプリング
半袖、半ズボン。主に初夏・真夏に使用しています。
暖かくなってくるとクラゲなども増えてきますから、
僕は真夏でも何かしらを一応着用してサーフィンしています。
クラゲ以外にも、エビやカニなどの幼生で、ゾエアというものもいます。
これも、刺される(痛みなどはないので、刺されても気づきませんが)と痒くなるので、僕は海パンだけではサーフィンはしません。
その日の気温と状況で、ラッシュガードorスプリングでやってます。
真夏は暑いのでラッシュガードに海パンor水着でも良いと思います。
ウェットスーツはフルスーツでも、アマゾンなどでも新品で、1万円以下で安いものを販売しています。
僕も最初はアマゾンで安い3㎜フルスーツのウェットを買って使っていました。
初心者が使うには十分だと思います。
そして、自身でサーフィンが続けられそうだなと感じてから少し良いウェットに変えました。
ウェットスーツは1万円~10万円くらいです。
サーフィン初心者が覚えておくべきマナーとルール
サーフィンは危険を伴うスポーツです。
最悪の場合、命の危険も想定されます。
たくさんの人が楽しく、安全にサーフィンできるようにルールが出来たのだと思います。
みんなでサーフィンを楽しむための最低限のルールくらいは知識として知ったうえで海に向かうようにしましょう。
ワンマン・ワンウェーブ
基本的に、サーフィンの波はワンマン・ワンウェーブです。
1つの波に乗れるのは1人だけというルールがあります。
これは、サーフィンは波の力のある所を横に移動していくスポーツなので、
サーファー同士の衝突を防ぐために出来ました。
ただし、波のピークから左右別々の方向に乗る場合は1つの波に2人乗ることが出来ます。
前乗り禁止
他のサーファーが既に波に乗っている場合、その波に乗る行為を前乗りと言います。
これをやってしまうと、すでに波に乗っているサーファーと前乗りしたサーファーが衝突してしまい、両者ともに怪我をしてしまう恐れがあります。
サーフィンにおいて、波には優先権というものがあります。
波のピークに一番近いサーファーが優先権が一番高く、ピークにいる、より深くにいるサーファーが一番優先になります。
初心者の人は波が来るたびに乗ろうとしてしまうので、気を付けましょう。
僕自身もそうしていたのですが、最初は人の少ないところで練習するのが良いと思います。
ライディングの邪魔をしてはいけない
良くあるのは、沖に向かってパドリングしている時に、波に乗っている(=ライディング)人のラインにかぶってしまい、邪魔になってしまう事です。
これも衝突などの危険性があります。
どうしても波に乗っている人のラインにかぶってしまう時は、素早くそのラインから抜けるようにしましょう。
サーフボードを離さない
サーフボードが体から離れてしまうと他の人にぶつかったりして、怪我をさせてしまう可能性があります。
出来るだけ、サーフボードが体から離れないように、しっかり持っておきましょう。
海の状況にもよりますが、波の力や、潮の流れは想像している以上に強いです。
サーフボードを横にしない
波待ちしている時や海に入水するときなど、サーフボードを横にして持っていると動きにくいし、波がブレイクするところでサーフボードを横に持っていると、
波の力をもろに受けて、自身に向かってサーフボードが突進してきます。
軽い材質で出来ているサーフボードでも、硬さはそれなりにあるので、当たると結構痛いです。
そして、そのまま波に飲まれてぐるぐると回されます(笑)
サーフボードのフィンは、結構鋭利で、体なんてすぐに切れます。
私も経験済みですが、非常に危ないので特に気を付けましょう。
というより、やめておいた方が良いと思います。
1人で海に行かない
サーフィンを始めたばかりの人は、出来るだけ一人では海に入らずに、誰かと一緒に入った方がベターです。
理由は、先ほど記事に書きました、覚えておくべきルール・マナーが頭に入っていない事と、カレント(離岸流の事です)に気づかないなど、危険に気づかない可能性がある事などです。
また、サーファーが誰も海に入っていない時は入らないようにしましょう。
波が悪いという理由もありますが、例えば下がリーフだったりという事もあります。
風が強くて、海が風でクローズという状態の時もあります。
海の状態は、直接海に行って海面を見れば、自分が入っても大丈夫か、そうでないかはある程度判断できますが、無理はしないようにしましょう。
ちょっとでも怖いなと感じたなら、やめておいた方が良いです。
もし、荒れている、誰も入っていない海に無理して入って行き、何か想定外の事があっても誰も見つけてくれません。
まとめ
・サーフィンは難しく、上達に時間のかかるスポーツ。
サーフィンを始めるときの選択肢は、
1.知人・友人に一緒に行ってもらう
2.サーフショップのサーフィン体験レッスンに申し込む
3.自分で道具を揃えて、自分で学んで、1人で始める
サーフィンするのに最低限必要な物は、
・サーフボード
・ウェットスーツ
・リーシュコード
・サーフワックス
の4つ。
・サーフィンのマナーと基本的なルールを頭に入れてから海に入る。
・少しでも怖いと感じたときは海に入るのをやめること。
今回の記事では、サーフィンの始め方と注意点について書きました。
サーフィンは自然を相手にするスポーツなので、危険も伴いますが、1人でも長い期間続けることが出来て、しかも楽しく、案外いい運動になるという素晴らしいスポーツです。
ちょっと興味を持っているそこのあなた。
サーフィン始めてみましょう。海はきれいだし、魚は近くで海面を飛び跳ねてるし、
たまにイカとか近く通るし、お日様が暖かく、きれいだし。
とにかく雄大な自然の中で波に乗って海面を走っていくのは楽しいですよ。
サーフィンは良いストレス解消にもなっています。運動不足解消にも良いと思います。
少しでもやってみたいなと思ったなら、是非やってみましょう。
次の休日が楽しみになりますよ(笑)
それでは、また。