おすすめの中型バイクと選び方、そして中型免許について
こんにちは。としおです。
時間の流れとは早い物で、この間年が明けたねと言っていた気がするのにもう今年も終わりに近づいてきました。
12月に入ってからは娘がしょっちゅう熱を出していて、やれ小児科だの耳鼻科だのと休みの日はほぼ病院に付き添っていました。最終的には眼科まで。
今日の記事は中型バイクについて。お勧めのバイクから免許の取り方、期間と費用まで解説していきます。
どんなバイクを選んだらいいの??バイク選びの基本
中型バイクに乗りたいけれど、とにかく右も左もわからない。
どんなバイクを選んでいいのかわからない。どんなバイクに乗れるのかもわからない・・。
そんなあなたのバイク選びの正解は・・。
自分の好きなバイクに乗ろう!!!!
これが正解です。自分がフルカウルのバイクをかっこいい、乗ってみたい!と思ったなら乗ればいいし、
ネイキッドが良いというならばネイキッドに、アメリカンが良ければアメリカンに乗ればいいんです。
あなたが乗ってはいけないバイクなんてものはありません。あなたの好きなバイクに乗ってください。車と同様に高い買い物ですし。
自分の好きなバイクを選べば後悔する確率も低くなるし、後悔したとしても自分で選んで決めたのなら納得できるしね。
それを最初に言っておいたうえでアドバイスをするとすれば、バイクに乗って何をしたいのかを考えて見てください。
バイクに乗って早く走りたいのか、ツーリングに行きたいのか、はたまたバイクで旅をしてみたいのか、人にはそれぞれバイクに乗りたいなと思った理由があると思います。
その理由と一番マッチしたバイクを選ぶと後悔しないバイク選びになると思います。
大事なのは「好きなもの」と、「何をしたいのか」です。
例えばツーリングに行きたいだけならどんなバイクでも良いのですが、
ソロキャンプツーリングだと、フルカウルでは、荷物があまり積めなくて
不便さを感じることが多いと思います。
そうなると、ネイキッドやアメリカンやツアラーなど、積載能力が普通かそれ以上のものが良いと思います。
後は排気量でしょうか。中型バイクでは400㏄までのバイクに乗れます。
250㏄のバイクは維持費も安く、車体自体も安いが高速道路での高速走行は辛いです。
400㏄は車検があり、250㏄と比べると維持費がグンと上がってきますが、車体も大きく重いので、走行時の安定感は良く、高速走行でも風にあおられにくくなるので安定して高速走行もできます。
もちろん、経済的に余裕があるなら400㏄から選んだ方が、車体も安定してるし、排気音とかも400㏄の方が重い感じで、「単車に乗ってる」感が強く感じられることと思います。
バイクの種類
ネイキッド・・・エンジン部分がむき出しのスポーツテイストのバイクの事。バイクと言われて多くの人が想像するのがこのバイクのこと。
フルカウル・・・大きな車格と走行性能、そして何よりも速そうなデザインがかっこいいバイク。山道や峠などのツーリングが楽しいバイク。
アメリカン・・・走行性能が特別に高いということは無いが、とにかくスタイルがかっこいいバイク。カスタムするための部品も豊富で、いじっても楽しめる。ゆっくりのんびり走っても楽しめる。旅も楽しめるバイク。
オフロード・・・山道や林道などの悪路を走行するた事に特化したバイク。その特性の為、車高が高い。また、車体がとても軽くできており、一般の道路を走るとその車体の軽さの為、スタートからの加速はとても速い。
クラシック・・・外観はネイキッドと一緒だが、その中でも昔のデザインをそのまま引き継いでいる伝統あるデザインのバイク。特にこのジャンルで有名なのがヤマハのSR400。30年以上にわたって現在のスタイルを守り続けている。
ビッグスクーター・・・もう、名前そのままのバイク。スクーターが大きくなった。その一番の特性は利便性と実用性。荷物もいっぱい積めるし、スクーターだからクラッチもないので運転楽々。
新車VS中古車
新車で買うか、中古で買うか。バイクを買う時に悩むところですね。
その答えは・・。予算があるなら新車で買おう!!
故障などのトラブルが圧倒的に少ないのはもちろん新車です。そして、もしもトラブルがあった場合は購入してお店に行けば保証してくれたり、修理してくれたりもしますし。
せっかく買ってバイクに乗り始めたのにいきなり故障してしまうとバイクが嫌になってしまいますからね。
それはもったいない事です。なので予算があるなら新車を買いましょう。
しかしバイクは中古車市場が非常に活発&豊富な市場で、実はバイクは中古で買う人の方が圧倒的に多い乗り物なのです。
普通に20年前のバイクとかが中古で売ってます。
中古車で買う時の注意
・15年前くらいまでの車両
・おおよそ2万キロくらいまでの車両
この2点を注意して買えばおおきなハズレを引くことも無いと思います。
中型免許について
正式名称は「普通自動二輪免許」といい、中免、自動二輪と呼ばれている。
中免を取ると免許証には「普自二」と記載される。
AT限定の場合は「AT車に限る」と記載される。
中型免許で運転可能なバイク・・400㏄までのバイクに乗れます。有名なのはカワサキのニンジャ400やホンダのCB400SF、ヤマハのXJR400、スズキのGSR400などが人気。
250㏄は維持費も安く、車体も安く買えるが高速走行が辛い。だが維持費が安く、高速道路や自動車専用道路も走れるので250㏄のバイクが多くの人に選ばれているのが現状。やっぱり車検の費用は大きい。・・。わかる。
400㏄は馬力があり重厚な排気音で「バイクに乗ってる」感じがして、楽しいが、車検などの維持費がかかる。
原付と中免の違い・・乗れる車種が違う事と、タンデム(二人乗り)出来る事。
特に中免を持っていると原付二種と言われる125㏄のスクーターも乗れます。この原付二種は本当に便利な乗り物です。詳しくは別の記事で書いていますので是非読んでみて下さいね。
125ccバイクをおすすめする理由と中古で買ったリード110の評価・感想2018年1
バイクの維持費
バイクを維持するために最低限かかる税金は自動車税と重量税の2つです。
排気量・車両の経過年数によって金額が変わってきますので、一覧を記載しておきます。
バイクの自動車税
車種 | 排気量 |
金額 |
原付 | 50cc以下 |
2000円 |
原付 | 51~90cc |
2000円 |
原付 | 91cc~125cc |
2400円 |
二輪 | 126cc~250cc |
3600円 |
二輪 | 250ccを超えるもの |
6000円 |
自動車重量税
原付には重量税はかかりません。
原付 | 無し | 0円 |
二輪 | 126cc~250cc(新車購入時のみ) | 4900円 |
二輪 | 250ccを超えるもの | ~12年経過まで 年間1900円 13年以上経過 年間2200円 18年以上経過 年間2500円 |
自賠責保険
125㏄以下 | 年間7500円 |
126㏄以上 | 年間8650円 |
自動二輪免許の取る方法
①教習所に通って取る
②試験場で1発試験
合宿・教習所に通いで免許取得を目指す場合は、その教習所が公安委員会から指定を受けている「指定教習所」であることを確認してください。
教習所には「指定教習所」と「届け出自動車教習所」があります。
「届け出教習所」は認可を受けていないので、仮免許・本免許の実技試験や学科試験、適性試験などを試験場で受けなければならないので、
免許取得に手間がかかるし、免許を取るのが難しくなるので自動車学校を選ぶ際は「指定教習所」を選びましょう。
教習所の費用と日数
教習所の費用も、普通自動車免許を持っている・持っていないで費用が変わってきます。
1、教習所に通う場合
普通免許無し→おおよそ12~15万円くらい
普通免許あり→おおよそ10~12万円くらい
2、合宿に行って免許を取る場合
普通免許無し→おおよそ10~12万円くらい
普通免許あり→おおよそ8~10万円くらい
※この金額はおおよその金額です。教習料金の情報は各サイトに載っているので自分の行こうとしている教習所を調べて確認してください。
教習機関
最短で9日間で取得可能。合宿でも10日前後で取得できます。
しかし予約が取れないこともあるので大体は1か月くらいをかけて教習所に通って免許を取得します。合宿の場合は期間が決まっているので順調に進めば決まった期間で免許を取得することが出来ます。
もちろん普通自動車免許を持っていない人は教習所卒業の後に筆記試験を免許センターに受けに行って、合格しないと免許はもらえません。
学科 | 技能 | 合計 | |
MT | 第一段階 10h | 第一段階9h | 学科26h |
第二段階 16h | 第二段階10h | 技能19h | |
AT | 第一段階 10h | 第一段階 5h | 学科26h |
第二段階 16h | 第二段階 8h | 技能13h |
・技能教習は第一段階では1日に2hずつ、第二段階では3hずつ(間に1時間の休憩を入れて)受けることが出来る。
・学科には制限はない
※自動車免許を取得している場合は技能教習が2h減り、学科は応急救護の1hのみを受ければよい。
教習を終えたら試験を受けます。技能試験を終了検定。学科の試験を卒業検定。終了検定は減点方式で行われ、卒業検定は選択式の筆記試験で行われますそれに合格するとやっと、免許取得となります。こうやって書いていると大変そうですが、意外とすんなりとおわりますよ。
免許取得には、有効期限があります。その期限を過ぎてしまうとそれまでの教習が無駄になってしまうので、教習期限を過ぎてしまわないように注意しましょう。
有効期限・・教習開始から9カ月(教習開始~第二段階終了まで)
卒業証明書の有効期限・・1年間(この期間に運転免許試験場で適性検査と学科試験に合格する必要があります。)
以上が免許取得までのながれとなります。長い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
バイクは楽しい反面、危険な乗り物でもある
バイクに乗っていると風を感じることが出来て、春先や秋など、気持ちいいですよね。
良い季節のツーリングは本当に季節と自然を感じることが出来て、僕は大好きです。
そんな楽しいバイクですが、バイクは危険な乗り物だという事も忘れてはいけません。
車と違って、体が外に出ているのですから。事故なんてしたらすぐに大けがに繋がります。
そのために特に安全には注意しましょう。
プロテクターを付ける、無理な運転はしない、少しくらい腹が立っても、事故したら痛い思いするのは自分です。
少しばかりのプライドで痛い思いしたら割に合いませんよ。怪我するくらいなら譲っちゃいましょう!車と喧嘩しても勝てません。
自分が怪我をしたら悲しむ人が居るのを頭にいれて、何より安全が第一です。
その前提があってこそ、バイクは楽しめる乗り物だと思います。
大好きなバイクで、不幸なことが起きないように一人一人が気を付ることで、不幸を減らせると信じています。
速く走れるのが運転上手いわけではないです。確実に安全に走れる人が運転の上手い人なんですよ!
そこを勘違いしないで、楽しいバイクライフを送ってくれればうれしいです。
最後に
僕は大型自動二輪の免許も持ってます。中型免許を取って単車に乗っているうちに、大型のバイクにも乗ってみたいな・・と、思うようになりました。
これは免許を取ってから思い出したのですが、そういえば子供の頃、テレビで流れているCMを見て、「おっきいバイク乗りたい」と両親に言っていたのを思い出しました。
特に意識したわけでもなく、気がついたら大型自動二輪に乗っていて、「言葉には強い力があるんだなぁ。」なんて感じていました。
400㏄までの中型バイクでも十分に楽しめますが、大型はさらに車重が重くなり、より一層の安定感があります。
大型の教習の中で、急制動の時には中型のバイクを使うのですが、大型から中型に乗り換えると中型バイクがいきなり華奢に感じて驚いたのを今でも覚えています。
初めて中型に乗った時はとっても安定感があったけど、大型になるとそれがさらに増すんだなと感じました。
折角バイクを好きになったなら、チャンスがあれば大型にも是非チャレンジしてみて下さい。
大型も乗れるようになると全ての二輪車に乗れるようになりますし、選べる車種が増えて、もっとワクワクしますよ!!
この記事を読んで少しでもバイクが好きな人が増えてくれると嬉しいです。